フェリー出張その2

名古屋港の「きそ」
名古屋港の「きそ」

札幌出張に引っ掛けて、またフェリーに乗ってきました。往路は名古屋から苫小牧まで、太平洋フェリーの「きそ」で、復路は商船三井フェリーの「さんふらわあさっぽろ(以下SFさっぽろ)」で大洗まで、2隻の船に乗りました。双方とも作者にとっては初乗船の船です。

「きそ」の船内
「きそ」の船内
「きそ」の夕食(バイキング)2000円とワインフルボトル1540円 お皿は陶器
「きそ」の夕食(バイキング)2000円とワインフルボトル1540円 お皿は陶器

太平洋フェリーの各船はクルーズ客船並みの内装、設備で有名で、また食事もよいと言われています。そのとおりと思いますが、今回は予算の都合で2段ベッドのB寝台でしたので、少し窮屈でした。また、レストランの一部で少しエンジンの振動がありました。今回の「きそ」乗船で、太平洋フェリーの3隻全部に乗ったことになります。その中で個人的にはシックな暖色系の内装の「きそ」が一番気に入りました。

「きそ」で知り合った品のいい老夫婦は、今回がフェリーの旅が初めてで、航海を満喫していましたが、この船のレベルが一般的なフェリーとは思わないでくださいね、と話しておきました(余談)。

大洗港の「さんふらわあさっぽろ」
大洗港の「さんふらわあさっぽろ」

復路で乗った「SFさっぽろ」は、日本でのごく普通の長距離フェリーで、文句はいえませんが、「きそ」に乗ったあとでしたので、その差は当然感じました。でも1段ベッドのカジュアルルームで「きそ」より広々過ごせました。

船内で親しくなったパーサーは、もと「新さくら丸」やいまの「にっぽん丸」に乗船していた方で、船の話ができました。

この航路は2年後に新造船が就航します。当然競合する太平洋フェリーの船を意識してくると思いますので、どんな船になるか、いまから楽しみです(レストランのない合理化したものになるのか、もしくは豪華フェリーになるのか)。

「SFさっぽろ」の船内
「SFさっぽろ」の船内
「SFさっぽろ」の夕食(バイキング)1900円と生ビール500円 お皿はプラスチック
「SFさっぽろ」の夕食(バイキング)1900円と生ビール500円 お皿はプラスチック