銀洋丸その10

救命ボート等を作り始めました。本船は救命ボートが10隻、伝馬船を2隻搭載しています。これらを乗せる乗客数は、1等34人、2等23人、3等456人の合計513人および乗組員です。3等が多いのは南米への移民輸送を考えてのことです。帰りはチリ硝石などを積んで日本に向かいます。航海中チリ硝石の発火事故により同級船の楽洋丸が失われています。