レックスその8

Bデッキ後部の甲板室を作りました。

キャプスタンが6基あります。いずれも船尾の係留索(ホーサー)を巻き取るためのものです。

現代の船の場合、ホーサーを巻き取っているウインチのドラムがそのままロックがかかりホーサーがたるんだりしないように固定されますが、この時代、まだそのような便利なウンチはなく、巻き取りはキャプスタンで行い、ホーサーの固定は甲板上のボラードにホーサーを8の字形に巻きつけ(その作業は人海戦術)、その抵抗で固定していたと思われます。

現代でも、たとえば自衛艦では人手が豊富?なため、この方法をとっています。